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イエメン モカマタリ フルーツショコラタ 150g

¥1,580 税込

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バニーマタル地域は、ナビシュアイブ山3,666mというアラビア半島の中でも一番高い山の周辺にあり、サナア州の南西部に位置します。
イエメンはエチオピアと並びコーヒー発見伝説があり、モカの托鉢修行僧に生きる元気を与えた果実と言われています。14世紀にはスーフィーと呼ばれるイスラム修道僧が、夜を徹した修行の眠気覚ましに「カフワ」という飲み物を飲用するようになりました。これが現在のコーヒーの原型と言われています。

かつて貿易の中心として栄えたモカ港から輸出されたイエメン産とエチオピア産のコーヒー豆は「モカ」と呼ばれコーヒー銘柄の一つになっています。現在モカ港は浅瀬になり、コーヒー豆はアデン港から輸出されています。日本でよく聞く「モカマタリ」はバニーマタル地方で採れたコーヒーのみ称することができる名前です。

ハイマ村では、ダワイリ、ジャディ、ウダイニという品種の豆を栽培しており、これらは”古代ティピカ”と呼ばれています。古代ティピカ種は品種改良されてきた世界のコーヒー豆とは系統の異なる原種であることが近年発見されました。イエメンの農家さん達はこれら数百年前からのコーヒーを、先祖代々受け継ぎ大切に育ててきました。
標高の高い山の斜面に段々畑のように植えられたコーヒーの木と中腹に建つ石造りの建物は、その光景そのものが古代遺跡のようでもあります。コーヒー豆を広げる場所が少ないため、伝統的に家の屋上でコーヒーチェリーを乾燥させています。

雨量が少なく、かんがい施設もなく、農園へ通うにもロバや徒歩という大変な栽培環境に加え、近年の燃料等の高騰が高価なイエメンコーヒーの価格をさらに押し上げています。
その中でも比重と品質のバランスを調整し、価格を抑えた商品が出来上がりました。
現地パートナー会社のMOCHA ORIGINS YEMENは、日本在住のタレックさん、現地在住の兄コサイさん兄弟が、農家さんの顔が見える品質の高いイエメンコーヒーを広めたいと立ち上げました。コーヒーを味わいながらイエメンの文化や歴史も感じてほしいという願いを受け、更に多くの方に”古代ティピカ”を味わっていただきたく、最大限の低価格でご提供いたします。

家族の絆を大切に育てられたイエメンコーヒー、大切な人へのギフトや、家族が集まる年末年始の一杯にいかがでしょうか。


生産地域:サナア州 マナーカ バニーマタル地域 ハイマ村
生産者:バニーマタル、ハイマ村の300人の小規模農家さん
標高:1700m~2200m
品種:ダワイリ、ジャディ(ティピカ)、ウダイニ …総称 古代ティピカ
精製:ナチュラル
その他:天日乾燥+アフリカンベッド、栽培期間中農薬化学肥料不使用
スペシャルティコーヒー

焙煎度:中深煎り~深煎り
香味:チョコレートのようなコクの中にベリーやグレープのようなフルーツの明るさを感じられます。現地ではぐつぐつ煮出し、ジンジャーなどスパイスやハーブを加えて飲むそうです。

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