HALU=自然からいただく食の恵み

“HALU ハル” とはアイヌ語で
「自然からいただく食の恵み」 という意味。
世界各地から届いた恵みのコーヒー豆を丁寧に焙煎し、産地のストーリーとともにフレッシュなおいしさをお届けします。
お知らせ
<最新情報はInstagramをご覧ください>
◆銀行振込決済手数料、変更のお知らせ◆2023.4.8
BASEの方で、銀行振込決済を選択された時のお客様の支払い手数料の変更がありましたのでお知らせいたします。
変更前→0円
変更後→360円
銀行振込はさらに銀行ごとに振込手数料がプラスされますのでご注意ください。できるだけ他の決済方法をおすすめいたします。詳しくは各商品ページの下方「お支払い方法について」をご覧ください。
◆商品のお届け日数について◆2023.2.22
個々の商品ページに「最短お届け日」が表示されていますが、システム上算出された日にちとなっておりますのでご了承ください。実際には最短で翌日、遅くても7日以内には発送いたします。
◆購入の際の注意点とお願い◆2023.1.19
◉配送方法で「クリックポスト」を選択した場合、1回の配送で送れるのは4袋までとなっております。5袋以上でも選択出来るようになっておりますが、お客様の方で2回に分けてご注文いただくか、ゆうパック配送を選んでいただけますようよろしくお願いいたします。
◉「クリックポスト」はポスト投函のため日時指定ができません。こちらも選べるシステムになっておりますが、適用されませんのでご了承ください。
◉システム上、豆と粉の在庫管理が別々となっています。在庫が少ない商品は豆のみになっていますが、粉希望の場合には注文時備考欄に「粉希望」と書いていただければ粉に挽けますのでお申し付けください。
HALU珈琲の特徴
1.酸味が少ない◇すべての商品について”中深煎り~深煎り”で焙煎しているので、酸味が苦手な方も安心です。
2.鮮度を大切に◇受注焙煎し鮮度の良いうちに発送します。コーヒーが苦手だった方でも、ブラックでおいしく飲める!と驚くほど、胃や体に負担がなく後味がスッキリしています。
3.サスティナブルな豆◇生産者さん・地域文化・自然環境に配慮して栽培された豆を使用し、持続可能な世界を目指します。
4.安い送料◇4袋までは全国一律185円のクリックポストでお届けできます。簡単なギフト対応もできます。詳細はお問い合わせください。
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ベトナム アラビカ ラムドン省 ミンマウンテン フリーウォッシュ G1 150g
¥1,310
ラムドン省ダラットより。 ベトナムと言えばロブスタ種のコーヒーの国、というイメージの通り、ベトナムは世界最大のロブスタ種のコーヒーの生産国で、その生産量の95%ほどがロブスタ種です。1990年代にエスプレッソ用やインスタントコーヒー用として、ロブスタの需要が拡大したのを機に、ロブスタ種の生産量と輸出量が拡大していきました。 しかし、19世紀後半フランスの植民地下において、フランス人によって初めて持ち込まれたのはアラビカ種のコーヒーでした。気候や土壌に恵まれており、標高も最高で1,500mほどある、アラビカ種の栽培に適している地域だったダクラク省やラムドン省といった中部高原地方を中心に栽培が広がっていきました。 その後、戦争でコーヒー生産は一時衰退。国の経済政策によって、病害虫に強いロブスタ種の生産が急増する中、ラムドン省では継続してアラビカ種の生産が続けられてきました。 ラムドン省では生産量の約20%近くがアラビカ種で、ティピカやブルボンなど香味の豊かな高品質な品種が積極的に栽培されています。 省全体として、オーガニック認証や4C認証※、ベトナム独自のVietGAPという認証制度などを取得する生産者も多く存在し、品質の向上とともにコーヒー生産を通して社会的な貢献も図っています。 化学肥料や農薬の使用削減、有機肥料の活用などの取り組みにより、環境負荷の低減と生産性の向上の両立化を目指しています。 米国農務省(USDA)の報告によると、近年気温の上昇や干ばつの影響により地下水が減少し、井戸水の灌漑に頼るベトナムの生産地ではコーヒー生産における水不足が課題の一つとなっています。 こうした課題に対し、自動灌漑システムやドローンの活用など、高度な技術もコーヒー生産に導入されつつあるようです。 ベトナムアラビカといえば、安価なウォッシュドアラビカコーヒーとして扱われてきた歴史があります。しかしこのコーヒーの輸出業者であるHo Phoung 社は、ラムドン省のダラット市でも高標高に位置するミン・マウンテン地域で生産されるコーヒーに注目しこの地域のコーヒーのみを限定して集荷し、精製加工することにより高品質なアラビカコーヒーの生産に成功しました。 一年中冷涼な気候の中で生産されるコーヒーは、実の成熟速度がゆっくりで、土壌から吸収されるミネラルや栄養分が増すことにより、豊かな味わいと上質な酸味を持つコーヒーになります。 貴重なベトナムアラビカの、そのまた貴重な高品質コーヒーをお試しください。 ※4C認証とは、ドイツのケルンに拠点を置く「4C Services GmbH」が運営している、コーヒーの持続可能な栽培と加工のための認証システムです。地球環境への配慮、生産者の労働環境の改善、農業生産性の向上などを目指しており、以下の3点において評価されます。 ・環境的側面:コーヒー栽培が自然環境や生物保護に影響を与えていないか ・社会的側面:生産地で児童労働が強制されていないかなど ・経済的側面:買取業者が生産者の収益を考慮した適正な価格で取引しているか 生産地域:ベトナム ラムドン省 ダラット市 ミンマウンテン 生産者:ミンマウンテン地域の農家さんたちとHo Phoung 社 標高:1500m 品種:カティモール 精製:フリーウォッシュ その他:天日乾燥。栽培期間中コーヒーには雨季におけるさび病発生時など問題発生時のみ農薬を使用。成長期など特に栄養が必要な時期に化学肥料を使用。スペシャルティコーヒー 焙煎度:深煎り 香味:立体感と厚みのある甘み。クリーンで、カカオニブのニュアンスのチョコレートのような風味。ミルクを加えると上質なミルクチョコレートの味わいに。
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インドネシア クリンチマウンテン コピ ジェルク スマトラ式 150g
¥1,290
インドネシアのスマトラ島南部、クリンチマウンテンは標高3,000mを越える山。栽培地域も比較的高く、ほとんどが1600m前後です。 クリンチマウンテン周辺では昔からコーヒーがたくさん栽培されていましたが、そのほとんどがスタンダードのG1クラスに混ぜられ、この地域独自のコーヒーとして販売されることはありませんでした。 しかし近年生産者組合が数多く作られ、若い代表が意欲的に活動しています。 ALKO生産者組合もその一つで、代表のスルヨノ(Suruyono)さんが、彼らにスポットライトが当たるようなコーヒーを作りたいと設立しました。 この生産者組合は、460世帯の小農家さんで構成されており、現在全ての栽培面積を合わせるとおおよそ400ha。樹間は通常よりも少し広い 2m × 2.5mで、定期的に剪定するなどコーヒーの栽培管理をしっかりとおこなっている生産地です。 「コピ ジェルク」とは「オレンジコーヒー」の意味。シェードツリーにはシナモンや、マンダリンオレンジ、カリアンドラ(Lmatoro豆科)が植えられており、オレンジの木の下でゆっくりと育つコーヒーは、まさにオレンジのような、明るくジューシーな風味を楽しめます。 さらにここは、クリンチマウンテン周辺の山々から流れる水を利用して農耕し、生活用水として使用しているため、自然林を大切に守ろうという風土がある地域です。 彼らの主食は米。そのため米の栽培も盛んに行われており、換金作物としては、コーヒーのほかにスパイスが栽培されています。 生産地域:スマトラ島南部 クリンチマウンテン周辺 カユアロ村 生産者: ALKO生産者組合の皆さん460世帯 標高:1300~1650m 品種:シガラルタン 精製:スマトラ式 その他:天日乾燥+グリーンハウス内で乾燥、シェードグロウン、栽培期間中農薬化学肥料不使用、スペシャルティコーヒー 焙煎度:中深煎り 香味:一般的なマンデリンに比べ、ボディ感は繊細。焙煎の香ばしさと爽やかな甘み、柑橘のようなさっぱりとしたジューシーさをバランスよく感じられます。
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ラオス ルアンパバーン マークマイ ウォッシュ 150g
¥1,310
メコン川の中流域に位置する東南アジア唯一の内陸国、ラオス。その北部地域に位置する古都ルアンパバーンは20世紀半ばまではランサーン王国の王都でした。 標高は約500〜1,800メートルと地域によって差があり、多くの地域は山岳地帯または丘陵地帯です。雨季と乾季がはっきり分かれたモンスーン気候に属しています。市街地は世界遺産にも登録されており、有名な観光地としても知られ、市内にはメコン川が流れています。 街の中心部から車を30分も走らせると、山々を望む農村部の景色が現れ、伝統的な焼畑農法を営むモン族やカム族などの山岳少数民族の人たちが暮らしています。 毎朝早くに山に出かけて行っては、森を拓いた畑で陸稲や野菜を育て、休閑地でキノコや薬草を採り、森の中で狩りをし、草木で布を美しい色に染める。子ども達は木を削り作ったコマや手作りのボールで遊ぶ。かつては人々にとって森は、生活そのものでした。 しかし人口増加や貨幣経済の流入により、焼畑のサイクルは加速し、森林がゴムやトウモロコシのプランテーションに置き換わっていき、土が痩せてしまい、焼畑はもはや持続可能な農法ではなくなってしまいました。 これまでの森と共ににあった暮らしが変わって来ているのです。 コーヒー豆の精製加工や輸出を行っている現地の企業サフロンコーヒーは2006年からルアンパバーン地域でコーヒーの生産に携わっています。 この地域はケシ栽培のゴールデントライアングルにあたり、当時モン族やガサック族、カム族の人々は麻薬アヘンの原料になる非合法のケシ栽培を中心に生計を立てていました。 そこでサフロンコーヒーは、木々の木陰で作物を育てるアグロフォレストリーという、森やそこに住む野生動物と共生しながら営む農法を用いたコーヒー栽培を農家さんに提案し、日陰でも育つコーヒーにより、森を守りながらケシに代わる現金収入の手段をつくろうとスタートしました。以来、農家さんたちと地道に関係を築き、少しずつあゆみを進めてきました。 “We Believe Coffee should not only taste good, it should also do good” (コーヒーは、ただ美味しいだけではいけない。なにかの役にも立たないとね。) サフロンコーヒーが掲げる言葉です。 2023年、コーヒー生豆取り扱い会社の海ノ向こうコーヒーさんはサフロンコーヒー、そして国連世界食糧計画(World Food Programee:WFP)との連携プロジェクト「Coffee Japan Project」を開始。ルアンパバーン地域の約300の農家さん家庭を対象に、コーヒー栽培を通した収入向上による栄養改善の取り組みを行っています。 コーヒー栽培だけでなく、食や栄養、衛生に関する指導など、農家さんの生活そのものが向上していくよう支援されています。 「Coffee Japan Project」について詳しくはこちら https://uminomukou.bcart.jp/page/cjp このコーヒーはプロジェクト地域の村周辺から届いたもので「マークマイ」はラオスの言葉で「実」や「実り」を意味する言葉。現地の人々には馴染みのある言葉です。 このプロジェクトが、村の人々にとっても、サフロンコーヒーにとっても、そして私たちにとっても実りの多いものになるようにという想いを込めて、その名前が付けられています。 小さな木の実が実るラオスの村の森に想いを馳せながら、これから毎年少しずつ深まっていく味わいを楽しみにしたいコーヒーです。 生産地域:ラオス北部 ルアンパバーン 標高:800~1200m 品種:カティモール 精製:ウォッシュ 生産者:約500世帯の小農家さん その他:アグロフォレストリー、栽培期間中農薬化学肥料不使用、天日乾燥+アフリカンベッド、スペシャルティコーヒー 焙煎度:深煎り 香味:スッキリとしたビター感と甘味のバランスがとれています。ほのかにレモンピールのようなクリアで爽やかなフレーバーを感じます。
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インドネシア リントン マンデリン バタックブルー 150g
¥1,280
敬虔なクリスチャンの多いバタック族が住む、スマトラ島リントンより。 コーヒーの木はシェードツリーの下で、森を守り、土地の水源を守ることにつながるように栽培されています。コーヒーの木の間には果樹やタロ芋などの野菜が植えられており、農家さんの生活の安定と植物の多様性につながっています。 インドネシアでは「スマトラ式」という特殊精製を行っており、独特な外観と味わいが有名です。収穫期に雨の多い地域ならではの方法で、乾燥を分けることで、それぞれの乾燥時間が短くて済みます。 生豆は独特の深い青緑色になります。 リントン地区は特に組合が少なく流通市場が複雑ですが、丁寧に手摘み収穫された豆は徹底した品質管理のもとで選別されています。 小農家さんの手によって収穫された完熟豆を、各農家さんが果肉除去・発酵水洗いし、ミューシレージ(粘液質部分)が除去されたパーチメント(厚みのある皮が付いた状態)を一次乾燥します。まだ40%ほど水分が残っている豆(GABAHガバ)を地域で週に一度開かれる市場に持ち込み、それをコレクターと呼ばれる集買業者が買取ります。水分値が高いパーチメントの状態で取引されるため、品質の優劣を外観から判断するのが難しく、各農家さんとの信頼関係も非常に重要です。 コレクターはGABAHを脱穀・二次乾燥し(この状態をLABUと呼ぶ)、ASALANと呼ばれる生豆(水分13~15%)に仕上げ、比重・スクリーン・手選別などで選別を行います。ロットごとに精製しASALANの状態を自ら確認することで、各農家さんの品質を把握しています。 まだ豆が柔らかい状態で脱穀を行うため、一般的にマンデリンは生豆の先が裂けてしまうことがどうしても起こります。品質やアピアランスを向上させるため、生産者さん達は生豆をハンドピックし、品質劣化の可能性のある豆を一粒ずつ丁寧に取り除いていくのです。 リントンの市場を訪れると、道の両端にはレストラン、大衆食堂、屋台が軒を連ねており、その傍らでは小農家さんたちが収穫・精選したコーヒーを販売するために集荷業者を待っている風景をよく目にするそうです。屋台の片隅でコーヒーを飲みながら、その雑多な雰囲気を楽しむのも生産地ならではの楽しみだとか。 リントン地域では、コーヒーは深く焙煎したコーヒーを細かく挽き、ヤカンで煮出してそこに練乳を入れて楽しむのが通常。コーヒーは甘く、少し下の上でザラッとするもの。これがリントンに住む人々にとってのコーヒーであり、日常の生活に当たり前にあって、それでいて欠かせないものなのです。 コーヒーを生産し、そしてそれを楽しんでいるバタック族たちからの、濃いミルクにも負けない味わい深いマンデリンをお楽しみください。 生産地域:スマトラ島 リントン 生産者:リントン周辺の小農家さん 標高:1100m~1400m 品種:アテン、オナンガンジャン、シガラルタン、ジンベル、ウスダ 精製:スマトラ式 その他:ウエットハル後、温室で乾燥 果樹や野菜との混植栽培、スペシャルティコーヒー 焙煎度:深煎り 香味:マンデリンらしい力強さとマンゴーのようなコクととろみが特徴。スタンダードな深煎りの苦味を好む方におすすめ。ミルクとの相性もいいです。
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【有機JAS認証生豆】東ティモール レテフォホ 150g
¥1,090
東ティモールの最高峰ラメラウ山のふもと、レテフォホ村より。 レテフォホは「LETE=上 FOHO=山」の名の通り標高1300m~2100mという高さに位置しています。 昼夜の寒暖差が大きく、昼間温められて大きく膨らんだ果実が夜の寒さで収縮し、これを繰り返すことでしっかり固く甘いコーヒーの実へと成長します。また、はっきりとした雨季と乾季や年間平均20度前後の過ごしやすい気温など、栽培に適した自然条件が揃っています。 東ティモールは2002年に独立したばかりの若い国ですが、1800年代にはコーヒー栽培が始まっています。 独立後に日本のNPOなどが入り徹底した栽培指導を行ってきました。支援スタッフと生産者さん達の地道な努力によりコーヒーの品質は格段に上がり、自分たちのコーヒー豆に誇りを持って栽培できるようになりました。それは笑顔で働く表情からも伺うことができます。 首都のディリでは若いバリスタや焙煎士も育ち、生産地域との交流など新しい動きも出てきています。 貧しく農薬を買えなかったことが功を奏して、国全体の農産物がオーガニックであるという驚きの東ティモール。 1度も農薬の経験がないピュアオーガニック土壌で育まれるコーヒーは、農家さん達の暮らしに寄り添う身近な植物でもあります。森の中でネムノキの木陰に守られながらゆっくりのびのびと成長し、丁寧に手摘み、手選別されて美味しいコーヒー豆になります。 まさに”自然の恵みの実”である東ティモールコーヒーをぜひお試しください。『DIAK ディアク!』現地ティトゥン語で「美味しい」の意。 ☆ピースウィンズ・ジャパンさんからご提供いただいた、東ティモールの自然や産地の様子の動画もぜひご覧ください。 生産地域:エルメラ県レテフォホ村 標高:1450m~1850m 品種:ティピカ他 精製:フルウォッシュド その他:100%天日乾燥、有機JAS認定生豆、スペシャリティコーヒー 焙煎度:中深煎り~深煎り 香味:フルーツのようなさっぱりとした爽やかさと甘み、程好い苦味とのバランスが良く、透明感のあるスッキリとした味わい。