ミャンマー ガペ村 ホーンビルコーヒー ハニー 150g
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バングラデシュ国境にほど近い、ミャンマーの新興コーヒー産地・ガペ。
仏教国のイメージが強いミャンマーの中でもキリスト教徒が多く住む地域で、手織りや自然染めなど伝統文化を大切にしている村です。自然林が多く動植物が豊かな地域で、絶滅危惧種の鳥ホーンビル(サイチョウ)やテナガザルなどが生息しています。
山岳地帯のガペでは、陸稲と呼ばれる稲を山の斜面に植えるために焼畑を行ないます。10年程のサイクルの適度な焼畑であれば良いのですが、近年必要以上の焼畑により自然林が減り、動植物の生態系を狂わせる結果を生んでしまっています。
そこでコーヒー生豆取り扱い元の海ノ向こうコーヒー、現地パートナーのジーニアスコーヒー、小農家さん、国際NGO(FFI (Fauna Flora International: https://www.fauna-flora.org ))が協力して、森林保全活動プロジェクトを開始しました。山々が織りなすスロープにコーヒーが植えられ、焼畑をしなくとも森の中で育つコーヒーで収入源を得て、一部をお米等の必需品の購入に当ててもらうことにより、自然環境を守ることができます。
キロあたり25セントをジーニアスコーヒーを通じて、農家さんとNGOさんに寄付を行い、2022年度においては各地のロースターさんの応援もあり、約2トン分、525ドルの寄付を行うことができたとのこと。引き続き、自然と生物多様性を守ることにつながるコーヒーのプロジェクトは進められています。
この組合では2022年1月にマイクロミル(小規模精製所)を建設し、同年にすぐ加工が始まりました。サイフォンタンクを利用して、コーヒーチェリーの選別をしっかりと行っています。
精製はハニープロセス。コーヒー果実の果肉を取り除いた後、豆の周りについた粘液質(ミューシレージ)を残した状態でゆっくりと乾燥させることで、ミューシレージの糖分が豆に染み込んでいき、ハチミツを思わせるような独特の香りや複雑な香味を持ったコーヒーになります。
果肉除去後に、表面を乾かすためにアフリカンベッドで1日乾燥。その後、ビニールハウスの中でゆっくりと乾燥を行い。ドライパーチメントまで仕上げています。ミューシレージがたっぷりとついた完熟のチェリーを使用しているので、乾燥後のパーチメントの色はカラメル色になります。
またウェットミルの使用後は毎日清掃しており、清潔な状態を保っています。ミルを使う組合員の皆さんが、丁寧な仕事を心がけていることがコーヒーの味わいに現れており、今後もどんどん品質が上がっていくことが期待できます。
また、豆にぐっと蓄えられた強い甘みは、しっかり完熟した甘味のあるコーヒーチェリーだけを選別できているからであり、ピッカーさんの技術の向上の証でもあります。
生産地域:マンダレー ガペ ボンボ村
生産者: ボンボ村の生産者50世帯(Asho Chin Coffee Assosiation)
標高:1100~1400m
品種:カツアイ、カツーラ、カティモール
精製:ハニープロセス(レッドハニー)
その他:アフリカンベッド、栽培期間中農薬化学肥料不使用、スペシャルティコーヒー
焙煎度:深煎り
香味:こっくりとしたコーヒーキャンディやクッキーのような力強い甘み。ハチミツや砂糖のようなしっかりした甘さがビターなコーヒー感と共に口の中に広がり、フローラルな余韻も感じます。
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