インドネシア リントン マンデリン バタックブルー 150g
¥1,280 税込
なら 手数料無料で月々¥420から
※この商品は、最短で11月27日(水)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。
別途送料がかかります。送料を確認する
敬虔なクリスチャンの多いバタック族が住む、スマトラ島リントンより。
コーヒーの木はシェードツリーの下で、森を守り、土地の水源を守ることにつながるように栽培されています。コーヒーの木の間には果樹やタロ芋などの野菜が植えられており、農家さんの生活の安定と植物の多様性につながっています。
インドネシアでは「スマトラ式」という特殊精製を行っており、独特な外観と味わいが有名です。収穫期に雨の多い地域ならではの方法で、乾燥を分けることで、それぞれの乾燥時間が短くて済みます。
生豆は独特の深い青緑色になります。
リントン地区は特に組合が少なく流通市場が複雑ですが、丁寧に手摘み収穫された豆は徹底した品質管理のもとで選別されています。
小農家さんの手によって収穫された完熟豆を、各農家さんが果肉除去・発酵水洗いし、ミューシレージ(粘液質部分)が除去されたパーチメント(厚みのある皮が付いた状態)を一次乾燥します。まだ40%ほど水分が残っている豆(GABAHガバ)を地域で週に一度開かれる市場に持ち込み、それをコレクターと呼ばれる集買業者が買取ります。水分値が高いパーチメントの状態で取引されるため、品質の優劣を外観から判断するのが難しく、各農家さんとの信頼関係も非常に重要です。
コレクターはGABAHを脱穀・二次乾燥し(この状態をLABUと呼ぶ)、ASALANと呼ばれる生豆(水分13~15%)に仕上げ、比重・スクリーン・手選別などで選別を行います。ロットごとに精製しASALANの状態を自ら確認することで、各農家さんの品質を把握しています。
まだ豆が柔らかい状態で脱穀を行うため、一般的にマンデリンは生豆の先が裂けてしまうことがどうしても起こります。品質やアピアランスを向上させるため、生産者さん達は生豆をハンドピックし、品質劣化の可能性のある豆を一粒ずつ丁寧に取り除いていくのです。
リントンの市場を訪れると、道の両端にはレストラン、大衆食堂、屋台が軒を連ねており、その傍らでは小農家さんたちが収穫・精選したコーヒーを販売するために集荷業者を待っている風景をよく目にするそうです。屋台の片隅でコーヒーを飲みながら、その雑多な雰囲気を楽しむのも生産地ならではの楽しみだとか。
リントン地域では、コーヒーは深く焙煎したコーヒーを細かく挽き、ヤカンで煮出してそこに練乳を入れて楽しむのが通常。コーヒーは甘く、少し下の上でザラッとするもの。これがリントンに住む人々にとってのコーヒーであり、日常の生活に当たり前にあって、それでいて欠かせないものなのです。
コーヒーを生産し、そしてそれを楽しんでいるバタック族たちからの、濃いミルクにも負けない味わい深いマンデリンをお楽しみください。
生産地域:スマトラ島 リントン
生産者:リントン周辺の小農家さん
標高:1100m~1400m
品種:アテン、オナンガンジャン、シガラルタン、ジンベル、ウスダ
精製:スマトラ式
その他:ウエットハル後、温室で乾燥
果樹や野菜との混植栽培、スペシャルティコーヒー
焙煎度:深煎り
香味:マンデリンらしい力強さとマンゴーのようなコクととろみが特徴。スタンダードな深煎りの苦味を好む方におすすめ。ミルクとの相性もいいです。
-
レビュー
(12)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥1,280 税込