








グアテマラ コバン オーロラ農園 SHB ウォッシュ
¥1,310 税込
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オーロラ農園があるコバンは首都グアテマラシティからおよそ150km北に位置しています。山々に囲まれた盆地で、そこにカリブ海からの温暖で湿った空気が流れ込むため、年中霧が多い町として知られています。
コバンには熱帯雨林がいまだ手つかずの状態で残っており、固有種を含む179種類の鳥類がいると言われ、まさに鳥の楽園です。
そんなコバンの地域住民に大切に保護されているのが「クビワキヌバネドリ」。赤い色をしたお腹に、白と黒のボーダーラインのシッポ、とても綺麗で色鮮やかな鳥です。現地では「オーロラ」と親しみを込めて呼ばれています。
オーロラ農園の名前もここに由来しています。
オーロラ農園は、もともとはドイツ系の移民によって1887年につくられた農園でしたが、月日を経て2014年に現在の農園主アルドさんへと引き継がれました。園内にはカツーラやマラゴジッペ、ゲイシャ、パカマラなどの品種のコーヒーが栽培されています。
オーロラ農園の特徴は、環境に負荷の少ない農園経営に取り組んでいるということ。コバンの地域柄、豊富にある雨水を農園で使用し、水力発電や太陽光発電によって園内で使用する電力をまかなっています。
アルドさんが目指しているのは、「経済的に自立しビジネスとしてコーヒー栽培ができる農家さんを育てる」ということ。
グアテマラでは地域間や民族間での所得・貧困格差が広がっていると言われています。栄養不良や就学率の低さ、識字率の低さが主な原因で、特に先住民の多い地方で起こっています。地方都市のコバンもこうした課題を抱えています。
「グアテマラ人は働き者だけど、活躍の機会が限られている。だからこそ、コーヒーの生産者さんへ公平な価格の支払いによって、地域社会に貢献していこう、農家さんがより良い生活をできるようにしていこう」と決めたそうです。
そうして始まったのが『オーロラスタジオ』というプロジェクト。コバンの土地から貧困をなくしていくため、売り上げの一部をコーヒーの生産に必要な水のフィルターやソーラーパネル、ストーブなどの設置に充て、農家さんへの公平な還元を行っています。こうした取り組みの輪を広げ、今までに関わった農家さんは50世帯を超えました。
「グアテマラを愛するということ。人を助けるということ。」アルドさんと奥さんのルシアさんが3人の子どもたちに教えていきたいことだそうです。日々農家さんのもとへ足を運び、自ら手を動かすアルドさん。その背中が大切なことを語っているように思います。
※ SHB(ストリクトリー・ハード・ビーン)とは、コーヒー豆の最高グレードの1つで、標高1,350m以上の高地で栽培されたコーヒー豆に与えられる等級です。
グアテマラコーヒーでは、栽培地域の高低によって8つの等級に分けられており、SHBは最も高いグレード。標高が高い地域では寒暖差で実が締まり、良質の酸味やコクが生まれるため、標高が高いほど上級品という格付けになっています。
『オーロラスタジオ プロジェクト』の動画はこちら
(提供:海ノ向こうコーヒー)
この動画を見てHALU珈琲での取り扱いを決めた、心温まる動画です。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=8rJHKOEaUCU
生産地域:グアテマラ コバン サンタクルスベラパス
標高:1,650m
品種:カツーラ
精製:ウォッシュ
生産者:50世帯 約300名の農家さん
その他:シェードグロウン、天日乾燥、スペシャルティコーヒー
焙煎度:深煎り
香味:ココアのようなほっこりとした苦みと黒糖のようなコクとボディ感のある甘みが、余韻として長く残ります。
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